木炭を大きく分類すると、黒炭(くろずみ)と白炭(しろずみ)の2種類に分けられます。
ー黒炭は400~700度の低温で焼かれ、窯を密閉し消化して作られます。軟質で火つきの良い炭なので、主に茶道などで使われています。
ー白炭は800~1000度以上の高温で焼かれ、窯の外へ1本ずつ出して消粉という白い粉と土をかけて消化して作られます。
消粉がついて白くなるので白炭といいますが、製品化しているものは洗浄しているため黒色です。
白炭で有名なものが備長炭です。備長炭とは日本農林規格でカシを白炭に焼き硬度15度以上のものと定められています。
硬質で黒炭よりも火つきは悪いですが火持ちするため、お店などで燃料用として重宝されてきました。
近年、炭の研究が進み、さまざまな効能があるということが解明されつつある今、日常生活で広く活用されるようになりました。
備長炭の表面には無数の小さな孔(穴)が存在し、まるで蜂の巣のようです。
この孔は、木が成長してゆく時に土の中から水分や養分を運んだ導管です。この無数の孔が大きな力を発揮します。
備長炭1gの表面積は約200~400平方メートル(テニスコート1面~2面)程にもなるといいます。
